スキロス島散策の後編です。
そう、前回の続きです。
で、気になるのは、
海に入れたかどうか。
行ってみましょう、
ビーチへ行くまでも白を基調とした民家を眺めます。
これだけでも、なんだかワクワク。
で、着きました、
いやー
きれいでしょ?
離れて見ると海の色が水色で、
近づくと透明度が高いことがわかるんですよ。
ただ、
この日は風が強く波が比較的高かったので、
そもそも僕にとってはまだ寒そう…
ある日の夕方に歩いたんですが、
誰もいない、なんてことも。
緑が少なく、
岩肌が見えてゴツゴツした感じが
伝わってきますよね。
同じ島なのに、
この写真を撮った場所と
見えている向こうの状態が違いすぎて、
不思議な感じでした。
あっちの方にはほとんど人は住んでいないようです。
その代わりに、
ヤギやヒツジがたくさん住んでいます。
とりあえず、行ってみましょう。
スキロス島では、
泊めさせてもらった家の方に
車で連れていってもらいました。
数十キロはある道のりなので、
本当に助かりましたし、
感謝しています。
南側に向かう途中、
小石で埋め尽くされています。
ここの波は全然強くありませんでした。
砂ではなく、そして波も穏やかなので、
子どもたちは海に入って、
元気にはしゃいでましたよ。
さすが。
山に降った雨が自然にろ過されてくるのかな。
水ってやっぱり味があるんですよね。
ヨーロッパ入ってからいろんな国の水道水を口にしてきたけどさ。
ま、それはいいとして、
先へ進みましょう。
と…
行く手を阻む牛?たち。
野生ではなく、飼育されているそうですが、
ほぼ野放し状態。
近づいても動く気配なし 笑
ヤギやヒツジは逃げるけど、
この方々はご立派でした 笑
ちなみに、町の中心付近では、
囲いの中で飼育されています。
でも中心地から離れれば、
多くの飼育されている動物が
広いフィールドで暮らしています。
こうやって野生状態みたいにして飼われているから、
できる製品もいいものになりそうですね~
そうそう。
ヤギやヒツジだけではありません。
スキロス島に特有の馬もいます。
体の形は馬そのものなんですが、
僕たちがよく見る馬より
大きさがひとまわり小さいです。
なかなか近くまで来てくれませんでしたけど、
確かに小さかったです。
島の南端を目指していくと、
馬の形をした岩ですね。
ここのエリアには、
急に現れるので、
何も知らないととても不思議に思えます。
が。
この岩たち、
人間によって立てられたんだとか 笑
仕事帰りかなんかで、
遊んでいってどんどん増えていったらしい。
楽しませてもらいました。
岩に絵が描いてあったりして、
島の南側の一つの観光スポットでしょ 笑
車はぐんぐん坂道を登っていきます。
スケールが分かりにくいかも知れませんが、
この先にあります。
たしか灯台があるんだったかな。
夕日に照らされた山がきれいですね~
この辺りは海軍基地があるので、
道路がアスファルトで整備されています。
何もないのに 笑
最後は、もうちょっと登りました。
この日の天気がたまたま作りだした幻想的な光景。
こんな景色はみたことありませんでした。
海のかなたに見えるだろう水平線を撮ろうと思ったんですが、
水平線がはっきり見えない!
海と空の境界はいったいどこへ?
夕方、誰もいない山で
強風が吹き付ける中、
この光景を目の当たりにしたときは、
感動する一方で、
少し恐怖感も抱きました。
非常にエキサイティングな経験でしたね。
本当に。
そして、帰り道。
スキロス島とその周りに浮かぶ小さな島が
美しい影を作りだしていました。
しばらく眺めていると、
雲があったみたいで、
これまた、雲がいい位置に配置していたんですわ。
写真の真ん中ちょい上くらいに厚い雲がありますよね。
その雲のおかげで、
空にオレンジと青の帯ができていました。
自然が作りだす景色ってのには、
毎回感動させられます。
てなわけで、
後編もお楽しみいただけたでしょうか?
となりそうですが、
まだまだ続きます。
別の日に島の北側にも、
連れていってもらいました。
その日の、島の南側は雨が降っていたかもしれません、
あっちの方だけ、厚い雲で覆われているんだよなぁ。
島の場所によって天気まで全然違うとは驚き。
例のごとく、
付近に同じ方向に歩いていく
人間の足跡が見当たらなかったので、
犬か猫か?も散歩したのかな。
島の北側へ車で向かいましたが、
途中から舗装はされているとは言え、
砂利道。
ヤギだかヒツジの群れにも遭遇。
お気づきかもしれませんが、
島の北側は、南側とは対照的に
樹が生い茂る緑あふれる森となっています。
過去に大規模な山火事があったそうで、
その一部は岩肌が見えるところもありました。
でも年月をかけて復活してきているそうです。
実際には、何本かありましたが、
生き残りの樹は目立ちます。
ところどころ小さな小屋も見られます。
これらは、島の人が季節によって
家畜のために町から離れてこもる場所らしいです。
今は車があり、道路も比較的整備されているので、
一日で簡単に往復することができます。
でも、昔は馬?を使ったりして移動していたため大変だったとか。
なんせヤギは朝早くから行動しているそうなので、
人間もそれにあわせて朝早く仕事に取り掛かる必要があるんですね。
そういえば、
過去に大雪が降って町への道が閉ざされてしまったときには、
ヘリで救出なんてこともあったみたい。
他にもエピソードがありますが、
写真もないし、
書いていると大変なので省略します。
あ、島で一番大きなレストランは
こちら北側にあります。
休みの日が安定してなさそうなので、
出かける前に要チェックです。
北側からも日の入りを眺めようとしましたが、
残念ながら曇り…
曇りは曇りでも南で見た光景とは全く違いますね。
何層かの雲が折り重なって、
今にも雨が降り出しそう…
んで、水平線がはっきり。
これはこれで美しい。
この写真の右側に見えるのが、
過去に鉄(だったかスズだったか、なんかの金属)の
んで、左側に見えるのが小さな無人の島。
ウサギの島と呼ばれていて、
今じゃ、本島にも全然見られなくなったとか。
だが!
奇跡的に僕が行った時に、
山道に飛び出してきて、
そのまま数十メートル車から逃げるようにして
走っていく姿を見られました!
ラッキ~
ギリシャには3000近い数の島があるそうですが、
こうやって一つの島の周りにある
下に見えるボートやビーチの大きさを見てもらえば、
高いところまで来たことがよくわかります。
こんな調子で、
島の北東部にも行きました。
日の入り鑑賞のリベンジです!笑
今までで一番ガタガタした山道を進んで行きました。
でも、地図を見てみると
オフロード度では3つ中、真ん中。
まだまだ荒い道があるのか…
隠れビーチみたいなところを見て、
キャンプしている人たちのテントを見て、
辿り着いた先では、
美しい夕焼けが待っていました!
早速カメラを構えます。
…
ん、カメラが妙に軽い。
ほわぁ~
家で充電していたバッテリーを入れ忘れて、
カメラだけを持ってきてしもうた 笑
なんたる失態。
2年半ほど前にも同じミスをしたのに…
でもあの時は、1泊か2泊で京都に行ったときに
家にバッテリーを忘れてカメラだけを持っていくという大失態だったから
それと比較すればまだまし?笑
その日はタブレットを持っていたので、
画質を落とさなくてもアップできるから、
ミラーレスで撮ったのよりも鮮明に見える 笑
僕の気持ものんびりしてしまいました。
ゴミ箱をあさっていた猫も
日本はそろそろ、
浴衣着てー
花火見てー
ビール飲んでー
そんな季節になってきますね…
いかがでしたか、
スキロス島。
エーゲ海を眺めながらのんびりするのにぴったりな場所です。
ほぼ、ずーっと観光客であふれる人気都市を周ってきた
僕にとっては楽園でした。
いろんなタイプの場所を訪れるのが、
長期間での一人旅では重要なのかもしれませんね。
いくら好きなヨーロッパといえど、
本格的な観光シーズンに向かっている今、
人込みにのまれて疲れきってしまうときがあります。
場所だけではなくて、雰囲気の変化も加えて、
自分なりの楽しさを見つけながら旅を続けていきたいですな。
そういう意味では、とても印象に残ったスキロス滞在でした。
ちょっと足跡がな 笑
最後に。
肝心のエーゲ海での海水浴ですが、
スキロス島を出発する前日に晴れ間が出たので、
思い切ってちょっと入ってきました!
入ってしまえば、いけますが、
やはり最初はちょっと冷たい…
でも、エーゲ海を泳ぐという経験はできました。
その後の日光浴はちょうどよかったです。
ビーチにあった自然のサンドチェアーが
暖かくて心地いいのなんの。
時計もタブレットもカメラも
電子機器は何も持っていかなかったので、
だいぶリラックスできました。
途中、少し寝てしまった気がしますが、
どれくらい寝たのかもわかりません 笑
太陽の傾きを見て、そろそろ帰ろうかな~
みたいな感じでしたからね。
いつかは、丸一日かけてそれをやってみたいですな。
ということで!
ギリシャは完結です!
ではないんですね~ 笑
(2回目)
グルメがまだでしたね!
次回はギリシャで食べた料理について紹介したいと思います。
お楽しみに!
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