未開の地、コトル

誰一人としていない夕日に照らされた海岸

いろんなことを考えながら散歩するのって最高ですね。

本当に波と風の音しか聞こえてこないんですわ。

最初は、これがちょっと不自然に感じてしまいましたけどね…

そんな僕はギリシャにいますが、

ブログの方は、クロアチアを出ます。

ところで!

コトル国旗

みなさんはこの旗を見て、ピンときますか?

少し前までの僕なら、

余裕で「?」でした。

モンテネグロの国旗です。

2006年に独立した国で比較的新しい国です。

クロアチアからギリシャに抜けたかったのですが、

その間にはいくつか国が存在します。

僕にとっては、未開の地だったので、

寄り道がてら観光してきました。

まず、ドブロブニクからコトルへはバスで行きました。

ドブロブニク10,11,15時発のバスがありました。

券売所のおばさんのやる気は全くと言っていいほど、

感じられませんでした 笑

なんで、若干おこった口調なの?

僕はなんとなく11時のバスを選択。

料金は、145.30HRKと思ったより高い。

クロアチアからモンテネグロへの国境越えは、

いたって普通

で、

わざわざ一つの記事として取り上げるほどでもない。

何事もなく、迅速に国境を通過。

何も特別なことをしているわけじゃないと思うが、

非常に優秀であるように思える

のは僕だけでしょうか 笑

こうしてやってきた

モンテネグロの首都は、ポゴリツァという町。

今回訪れたのは、

ドブロブニクからバスで3時間くらいのコトルという町。

コトルの旧市街は、世界遺産に登録されていて、

観光地の一つとして知られているそうなので、

訪れてみました。

もっとも、ドブロブニクで会った日本人一人旅の人に

聞いたおススメの場所なんですけどね 笑

この方は、バスでアテネからドブロブニクまで来た人だったので、

ちょうど僕が進もうとしていた反対方向のルートで来ていました。

この方、現在は大学生だそうですが、

一人旅は高校生の時からしていたらしい。

ヨーロッパで初めて会った日本人一人旅の青年が、

まさかこんな経験値の高い人だったとは…

ギリシャから来たということで、

これはチャンスといわんばかりに、

行き方について情報を得ました。

逆方向と言うのはありますが、最新の情報なので、

安心できますよね。

そんなこんなでコトルにやってきたんですが、

宿に荷物を置いたあとは…

やっぱりまずは登る系でしょ 笑

旧市街はまわりを城壁と山に囲まれています。

山の上には要塞があり、

そこからの眺めを見てみたかったのです。

で、なんと!

ここの頂上へ行くには、自力で登るしかありません!

ケーブルカーなんてありません!

素晴らしい!

ということで、山登りの入口へ。
コトル城壁入口

若い人ばかりかと思ったんですが、

そんなこともなかったのが驚き。

過去には60歳代の日本人女性も

8時間かけて登ったんだとか。

何がそんなに女性の気持ちを駆りたてたのか

気になるところです。

さ、登ってみましょう。

と、その前に入場料を支払いましょう。

3EURです。

ドブロブニクとは違い、良心的なお値段。

そして、ユーロ復活です。

コトルの山登りは、こんな感じで
コトル城壁階段

階段がしっかりしているので、

ドブロブニクで経験値をためた僕にとっては、

非常に登りやすかったです。

ただし、ひと一人分の幅しかないので、

登る人と下りる人のどちらが道を譲るかは、

熾烈な争いが繰り広げられます。

嘘です。

そんなにたくさんの人がいるわけじゃないから 笑

ここでも途中で下を見ることはなく、

上だけを見ていきます。
コトル城壁ゴール

道を選べばこんな細い階段も。
コトル城壁階段せまい

道を選べばこんなところをくぐったりも。
コトル城壁途中

途中に教会があるので、

そこで休憩している人が多かったです。

というか、そこをゴールにしている人もいました。

僕は16時前後に上ったんですが、

こっちは21時くらいまで外が明るいという日照時間なので、

なかなかの暑さ

山登りの途中では、何ヶ所かこんなスポットが。
コトル城壁途中のミニ売店

たまたまおっちゃんが席を話しているときに撮影。

暑くなるのは、みんな分かっている。

飲み物は持って登っていると思われるから、

これじゃなかなか売れないんじゃないかな…

休憩用のイスとかがあれば、

売り上げ伸びそう。

山登りは、こんなところまで
コトル頂上目前

来れば、もうゴールは目の前

僕は、途中一回休憩をはさんで登りきりました。

所要時間22分。

汗が…

登り切ると旧市街と反対側には山が広がります。
コトル頂上からの眺め

で、

旧市街はこんな感じ
コトル頂上からの旧市街の眺め

で見下ろせます。

バスターミナルがある方角の眺め。
コトル頂上からの眺め2

頂上の様子。
コトル頂上の様子

ん?

そういえば「超城」変換なくなった?

みんなー!

ふぁいとー!
コトル頂上を目指す人たち

登りきったあとの

楽しみの一つは何と言っても

これっしょ。
コトル頂上で写真を撮る人

でも、ちょっと待って。

ここに注目。
コトル頂上で写真を撮る人拡大1

拡大。
コトル頂上で写真を撮る人拡大2

これ、レベル高い。

ドブロブニクでもサンダルで登っている勇者

見かけたけど、

やっぱり靴を用意しておいた方がいいでしょう。

前日にドブロブニクで、これ
ドブアドリア海の真珠

を見ていたので、

実際のところ、

感動はまあまあでしたが、

きれいな景色が広がることは間違いないでしょう。

さ、下ります。
コトル頂上までの道のり

途中にある教会。
コトル城壁途中の教会

中腹から眺める旧市街。
コトル中腹から眺める旧市街

クルーズ船が入港していますね。

湖じゃなくて、

アドリア海の湾になっています。

サクッと80分間のハイキングでした。

では、旧市街内をちょっと歩いてみましょう。

入口は、正面と両サイド2ヶ所。

写真は正面入り口。
コトル旧市街入口

入ると団体観光客が!
コトル旧市街広場

ここでは日本人の団体観光客も見かけました。

近畿ツーリストって書いてありましたわ。

旧市街内の歴史的建築物は、

このように
コトル旧市街表示

案内が出ていますので、

分かりやすいです。

1166年に建てられた聖トリファン大聖堂。
コトル旧市街教会

僕が行った時はコンサートが開かれていたため、

はいれませんでした。

ピアノのコンサートだったみたいです。

旧市街を囲む城壁の上、

決まって歩くことができます。

入口。
コトル城壁散歩入口

あ、無料ですよ~

途中、草ボーボーだったり、

通っていいのか分からないような部分もあったので、

ま、無料でしょって感じでしたが 笑

顔みかけた。
コトル城壁散歩で見つけた顔

城壁の上のレストラン。
コトル城壁散歩にあるレストラン

暇そーでした。

正面入り口側の城壁。
コトル城壁散歩にある柱

城壁に生える草。
コトル城壁散歩にある草

さっきのレストランの客引き。
コトル絶対おいしいでしょ

これぐらいで、特に眺めが素晴らしいとかはない、

城壁コース散策でした。
コトル旧市街を囲う城壁

この町では、猫が有名?らしく

町のいたるところで猫を見かけました。
コトル猫1

お土産をのぞいても猫関連のアイテムが多かったです。

こんな猫 関連お土産の専門店も。
コトル店2の2

このお店の裏の入り口には、

入ってみたくなるパネルが。
コトル店2

コトルのお土産屋さんは、

「ハンドメイド」が目立ちます。
コトル店ハンドメイド

このお店もハンドメイドのお土産を売っています。
コトル店1

イタリアから輸入した天然石みたいなのを使って、

モンテネグロで作っているんだとか。

ベルも置いてましたけどね。
コトル店1の2

ほとんどのお土産屋に入りましたが、

同じものでも店によって値段がまちまち

例えば、モンテネグロのピンズ。

最安値2.5EUR.

最高値6.0EUR.

同じものなのに、こんなに差が!

これは驚きでした。

旧市街の北門から歩いて5分くらいのところに

ショッピングモールもありました。
コトル近くのショッピングセンター

おもしろいことは特に。

ここコトルで宿泊した宿は、

なんと世界遺産内にある宿!

一泊わずか9EURという安さ!

宿の前は、こんな感じ
コトル宿からの眺め1

です。

夜は賑やかです。

でも、部屋にいれば気にならない程度。

ダイニングからの日中の眺め。
コトル宿からの眺め2

これが夜になると…

コトル宿からの眺め3

城壁がライトアップされて、

これまた良い雰囲気。

おすすめです。

Montenegro Hostel Kotor

ギリシャに向かう途中になんとなく寄ってみた町でしたが、

ゆっくり滞在することができました。

ドブロブニクからのアクセスもいいですし、

訪問しやすいのではないでしょうか。

観光案内所では

日本語のパンフレットが置いてあるくらいでしたから、

日本人もそれなりに訪れているみたいですよ。

以上、コトル散策記でし~

ついでに、

プリトヴィツェ→スプリット→ドブロブニク→コトル

と4日連続で異なる世界遺産を散策した期間でした~

次回はどこかな~

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