宿のカナダ人が作りすぎたパスタを譲り受けたKTKです(タダ飯)。
いきなりですが…
ヒント:何かを受賞した偉人です。
A. 正解は、
ウィーン大学に関わったノーベル賞を受賞した人たちです。
ノーベル物理学賞のシュレディンガーも
ウィーン大学出身者だったんですね。
次の受賞者は、あなたかもしれない!?
「?」のところを白抜きした写真もアップします。
ということで、音楽の都ウィーンにやってきました!
えー
冒頭部分、音楽関係ねー笑
音楽も好きですが、
科学に携わっていた僕としては
こういうのも見ると昔の血が騒ぎます。
(文章書いていて度々思うのだが、これ使い方あっているのか?)
さ、ここウィーンは年中、
多くの観光客で賑わっているので
「宿の確保は早めに」
ということでした。
観光地ならドミトリーもたくさんあって、
困らないだろうといつも通り
宿の予約は前日に行おうとしました。
僕はフレキシブルに予定を変更できるように、
チケットや宿の手配はなるべく直前に行っています。
欧州はまだ観光のミドルシーズンなので、
これで間に合っていました。
ところがどっこい。
ウィーンで遂にやられました。
市内中心部に近い良さげな宿は全て満室。
チーン。
安宿では中心部から9km離れたところにある
ユースホステルが僕に残された宿でした。
ウィーンはトラムや地下鉄、バスなどの路線が、
市内中心部を囲うリンク(環状道路)を中心に
放射線状に伸びています。
なので、宿から市中心部へは公共交通機関を利用して移動できます。
宿泊費に往復分の交通費を足して、妥当と判断。
ザルツブルクでの延泊はせずに、
ウィーンへ来ました(https://ktk-travel.world/blog-entry-47.html)。
で、でかいぞ。
最寄駅はウィーン西駅の一つ手前の駅、
ヒュッテルドルフ駅。
駅を出ると宿への案内板をすぐに見つけることができました。
なんと親切な。
おかげさまで余裕でした。
朝食もついていて、フロントスタッフも皆、
丁寧に対応してくれて満足でした。
それでは、ウィーンの町へ出かけましょう。
地下鉄はU1やU2のように番号が振られています。
丸ノ内線や銀座線といったとこでしょうか。
僕はU4を使いました。
券売機や駅のたばこ屋で購入できます。
僕は初めてでしたので、
対話しながらの購入の方が間違えないと考え、
たばこ屋でゲットすることに。
笑顔が素敵な方でした。
ホームに入る前に青いボックスがあるので、
そこに差し込み利用開始!
1時間以内なら同方向で乗り継ぎも可能らしい。
電車が来ましたので、乗り込みましょう。
こちらも小さな駅では半自動開閉式です。
…ん!?
日本人指揮者!?
サドユタカ?
聞いたことあるけど、知らない…
ググってみたところ、
今年からウィーンのあるオーケストラの
首席指揮者というのに就任する予定らしい。
だからオーストリアの雑誌の表紙を飾っているのね!
そんな雑誌がある電車に15分程揺られること、
市内中心部のカールスプラッツ(Karlsplatz)に到着。
ちなみに電車のドア勢いよく閉まるのでご注意を。
ワクワクしながら地上へ。
ここは…
はじめは分かりませんでした。
この旅を始める前にも何回か
ヨーロッパに旅行はしていたけど、
この感覚は初めて。
道幅の広い道路にトラムと自動車が行きかう。
道に沿った背の高い建物は、
全て歴史を感じさせる様式の建物。
大都市にも関わらず近代的なビルが見当たらない。
当時の大都会にやってきた、そんなような感覚でした。
※予想外の光景に驚かされて、写真撮ってないことに今気付く 笑
でも、調べてみると公式HPには、
「ウィーンの旧市街は、伝統的な建築とモダンな建築が、見事に調和し共存している点で卓越しています」
と書いてあります。
リンク内を街歩きをしていて、
ザ・近代という強い印象は受けなかったので、
本当に革新的に共存していたんだな、と後から思います。
とりあえず、
しとしとと雨が降る中、
街歩き開始です。
って、想像していた街並みと全然違ったので、
どこから行こうかなーってなりましたけどね 笑
教会の前には中途半端に水が張ってました。
ペストの終息を祈願して建てられたバロック様式の教会みたいです。
カールスプラッツ駅のすぐ近くです。
もちろん、
オーストリアですのでオペラ座の前には
10人以上のモーツァルトに会いました。
運がいいですね。
いや、おかしいでしょ 笑
もうすっごく面白かった。
すごく久しぶりに街中で本格的な客引きにあいました。
東南アジアの再来でちょっと嬉しかったのは否めません 笑
初めてだったので、少し話を聞いてみることに。
僕が日本人だと分かったら、
持っていたファイルから日本語のページを開きます。
すごい、ちゃんと日本語だ。
そして、僕と話した人は日本語をほんの少し話せました。
こんなことからも、
ここは日本人がよく訪れる場所なのか、
ということが分かります。
あのおっちゃん、なかなかの粘りをみせました。
僕もやんわりと断るのに苦労しました。
話の内容を要約すると、
「ウィーンに来てオケを聞かずに帰るのはもったいない。
若く見えるから学生じゃない君にも学生料金でチケットを販売するよ!」
といったところ。
ドレスコードなし、
写真撮影可、
リーズナブルな料金体系なので、
専ら観光客用って感じ。
ちゃんとしたIDを持って販売を行っている人たちは、
ぼったくり魔などの類ではないと思います。
ちょっぴりオペラやオーケストラをかじりたい人には、
良いかも知れませんね。
ただ、自分で体験していないので何とも言えません。
これだけは言えます。
値切れます。
「高いなぁ」と言って帰るフリ作戦は、
ここでも健在。
話を街歩きに戻します。
ウィーン市内でも自転車と歩行者の道は、
はっきりと区別されていますので、
そして現在、
ウィーン市内では同性愛賛成を示した信号機が
期間限定で登場してます。
5/12から6月末までらしいので、
タイムリーでした!
男×女
男×男
女×女
こちらは常にあるものです。
ヨーロッパ屈指の美術館である美術史博物館と
歴史は勉強不足ですが、
16人もの子を授かった人らしい。
王宮前広場にて。
このような像が町の至るところにあります。
ちなみに、
オーストリアの水道水はアルプスの湧水を利用しているそうで、
飲むことができます。
王宮の近くにあるミヒャエラー広場では馬車に乗ることができます。
どの馬もじっとしていて、暇そうでした…
ハイシーズンまであと1ヵ月ちょっと。
がんばれ!
お腹がすいたので、昼食にしましょう。
そう、待ってました。
ここでどうしても食べてみたいものがありました。
それは、フィグルミュラー(Figlmuller)というお店にあります。
かなり有名みたいです。
ネットで席の予約ができます。
僕は時間に縛られたくなかったので、
予約せずに15:30という中途半端な時間に行ってみました。
本店と支店があり、支店の方に空席がありました。
迷わず真ん中の料理を注文。
シュニッツェルというオーストリアの
代表的な料理の一つです。
カツレツみたいなの(豚肉使用)。
これにsmall saladをつけました。
そして
10分くらいで、でてきました!
でかーーーーー!
サラダも(日本人的には)smallではない!笑
レモンをたっぷりかけて…
いただきますっ!
うんめー
ちゃんとしたレストラン入ってますしね、
そりゃ今までのに比べたらおいしいはずだわ 笑
かなりの大きさですが、ぺろりと完食。
サラダの味付けもほんのり甘くて、
シュニッツェルにあいます。
サラダセットをおすすめします。
で、気になるお会計。
\\\\\
18.1EUR.
ちゃんとしたレストランなので、チップをお忘れなく。
時間も遅いこともあったので、この日の夕食は食べませんでした。
その代わり、翌日の朝のビュッフェはがっつりいきました 笑
腹ごなしに街歩き再開です。
リンクの中心に位置しています。
観光客がわんさかいます。
モーツァルトもそこら中にいます。
寺院内部には無料で入れます(部分的に別途要入場料)。
オーディオガイドもあります。
さらに北へ行くと時計博物館があります。
(後編に続く)
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