サービスの質

お日様が恋しい日々が続いています。

ザルツブルクの次に向かったのは、

オーストリアの首都ウィーンです!

“Wien”と書くことは知っていましたが、

これ英語だと思っていました。

しかし、旅をしていると会話の中では

「ビエナ」と聞こえました。

はじめは何のこと言っているのかと不思議でした。

調べてみると、

英語では“Vienna”と表記するみたいですね。

ミュンシェン→ミューニック、以上に

変化しているので分かりにくい 笑

さて、

移動となると迷わずバスを探しますが、

ザルツブルク→ウィーンが見つからない…

どちらも観光地であるため、

バスで繋がっているに違いない!と思ってました。

が、いくら調べても出てこない。

これはもしや、

バスが走っていない?

諦めて、電車で行くことに。

おそらく安いバスはないのだろう。

eurail.comで調べてみると、

そのお値段

なんと

48ユーロ。

2時間とちょっとで着くけど、

6000円以上もする。

た、たけえぇぇ…

もう少し調べてみることに。

すると最近、私鉄会社WESTbahnが運行する電車が

国鉄に混ざって走っているとの情報を入手。

さっそくザルツブルクからウィーンの値段を調べてみる。

そのお値段

なんと

24ユーロ。

国鉄の半額。

しかも2時間半で行ける。

バスがない状況で、この料金は優秀

決定です。

ザルツブルクからは1時間に1本、

だいたい○○:52発で、出ています。

切符は駅の券売機でもネットでも買うこともできます。

席を指定するためには、別途3.5ユーロかかります。

満席になることはないだろうと思い、自由席で行くことに。

16:52発の電車に乗るために、

ザルツブルク中央駅に向かいました。

改札はありませんので、そのままホームへ向かいます。

ちなみに僕は、ネットであらかじめ乗車券を手配していました。

ザルツブルク中央駅は、シンプルで分かりやすかったです。
ザルツブルク駅

地下通路には、

自分の乗る電車が何番線に入ってくるのか確認できる

電子掲示板があります。

僕のは5番線。

15分くらい前に着きましたが、

電車はもう出発の時を待っていました。
ザルツブルク駅WESTbahn

てか、ホームの長さに対しての電車の長さ、

みじかっ!笑

全体で4両編成だったかな?

(その倍以上の長さもいける大きさの駅)

電車の前では水色あるいは黄緑色のベストを着て、

帽子みたいなのをかぶった乗務員が数人いました。

どの車両に乗って良いのか聞いてみると、

素晴らしい笑顔で対応してくれました。

おぉ

これは期待がもてる電車だぞ、

第一印象GOOD.

ちなみに先頭車両は1等席です。

それ以外は基本的に2階席含め、

どこでも乗れるらしい。

こんな車両もあります。
ザルツブルク駅WESTbahn優先車両

この車両の1階席はスペースが広く、

優先席となっています。

僕はこの2階席を陣取ることに。

こちらの電車も半自動開閉扉

いざ、乗車!

うーん、新しいのできれいです。

モダンな感じ?が良い気分にさせます。

ささ、2階席へ。

と、階段の前には売店が。
ザルツブルク駅WESTbahn車内販売

反射してやすね 笑

商品の見せ方も凝っています。

売店前には席もあります。
ザルツブルク駅WESTbahn車内一階売店前の席

ワクワクしながら、ようやく2階へ。

じゃん。
ザルツブルク駅WESTbahn車内

文句なしの空間。

天井や足元の照明。

窓の大きさ。

清潔さ。

設備は満足。

無料wifiもあります。

予想通り、あまり混んでいませんでした。
(ハイシーズンは混雑するかも?)

席についてくつろぐ。

足もともゆったり設計。

あやうく寝ちゃうとこでした 笑

電車は定刻に出発。

しばらくすると車掌が切符の確認をしに来ました。

この電車、切符を買わずに乗って、

車掌が来たときにその場で購入することもできるそうです。

料金は変わりません。

検札に来た車掌さんは、僕が乗車する前に話しかけた人でした。

「wifi(ウィーランって言っていた)はちゃんと繋がりましたか?」

と気遣ってくれました。

数分後、すべての検札が終わったのか戻ってきました。

通りすがりに、

「快適ですか?何か飲み物はいりますか?」

と聞いてくれました。

席にはメニューがありますので、

注文することができます。

もちろん、運んできてくれます。

さらに!!

1時間に1回程度の頻度で、

ゴミの回収にもやってきます。

もう、これは飛行機並のサービスでした。

日本で新幹線を利用することがあまりないですが、

日本と同じかそれ以上のサービス。

こういう鉄道会社は、

どんどん成長していってほしいですね。

もちろんこのサービス精神は忘れずに。
(↑これ重要)

サービスの質一つで、

こんなにも旅の楽しさや快適さが変わるのかと、

強く実感した ザルツブルク → ウィーン の列車旅でした。

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