本日の一枚は、これ。
写真の左側に写っている陸は、ドイツです。
右側の後ろの方に写っている陸は、スイスです。
そう、現在はドイツとスイスの国境にある町、
コンスタンツ(ドイツ)に来ております。
ミュンヘンはバイエルン州でしたが、
ここコンスタンツはバーデンヴュルテンベルク州(これまた覚えにくい)です。
南ドイツの二つの州を移動してきました。
写真はコンスタンツにある大きな湖、ボーデン湖。
スイスから始まる川がボーデン湖まで下っています。
これがライン川です。
ライン川は、ボーデン湖を出た後も北海まで続きます。
そのライン川沿いには
夜になると酔っぱらった学生が増えるそうです…
僕が今滞在させてもらっているドイツ人家族の家は、
街の中心から3~4kmくらいのところに位置しています。
そこから街の中心に向かう橋は3つあります。
ドイツ人もいいことがあると橋からライン川に飛び込むそうです 笑
ただし、3つの橋のうち、下流側にある橋からは絶対に飛び降りてはいけないそう。
もし、飛び込んで見つかったらパスポートなどのID情報に
「自殺行為をしやすい性格」
と記載されてしまうそう…
これなら誰も飛び込みませんね…
は、昔あった別の橋の名残です。
昔の建物がそのまま保存されているそうです。
1200年にスペイン軍がコンスタンツを侵攻しに来ましたが、
コンスタンツ軍が見事制圧したということが書かれているそうです。
最後の1548というのは、この文章が書かれた年。
昔の字体なので、現地人でも読みにくいそうです。
このように、
コンスタンツはいくつかの古い建物がそのまま保存されている町です。
第二次世界大戦のときには、
あえて夜も電気をつけっぱなしにして、
隣国の永世中立国であるスイスに紛れて戦禍を逃れたそうです。
さて、ボーデン湖に戻ってみます。
ここには、コンスタンツで一番と言ってもいいほど
有名な像があります。
どーん。
インペリアの手には何か乗っていますね?
暗くて分かりにくいか。
手に乗っているのは、裸のキングとエンペラーです。
そう、このインペリア、
国のトップの男たちをも手玉にとって遊びまくる女の人
だったそうです。
昔のコンスタンツに実際にいた人らしいです。
お金払えばやりたい放題だったみたいですよ 笑
そもそも、この像を街に置くことは反対の声が多かったそうです。
しかし、どうしても建てたかったのでしょう。
霧の濃い夜中と朝を通して、
一部の建築家によって勝手に建てられてしまった、
と言われているそうです。
さ、夜ですが市内に入って行きます。
こちらの緑色の建物はコンスタンツで一番幅の狭い建物だそうです。
入ってみると奥行きは意外とあるそう。
コンスタンツはカトリックにとって非常に重要な場所だそうで、
小さな町の中には教会が(たしか)17ヶ所もあるそう。
細かいことは分かりませんでしたが、それぞれ少しずつ異なるみたいです。
夜の街はローテンブルク同様、
夜だと人が少ないので、歩きやすいです。
(こっからは別の日に撮った写真も混ざります)
こんなおしゃれな家具屋さんでの家具選びをしてみたいもんですな。
こちらは、昔にコンスタンツが城壁で囲まれていた頃の名残。
写真だとかなりわかりにくいですが、
当時、この教会を建設した建築家が
自分のミスを恥じて自殺してしまった、
というストーリーがあります。
なにも自殺までしなくても…
町中にあるドラッグストアに行ってみると…
コンスタンツ中心地は、
小さなお店が軒を連ねており
今までに見たことのない雑貨を発見することもよくあります。
ヨーロッパの街並みは一見同じだと思われることもありますが、
どこに行っても新しい発見があり、
その歴史を知るとさらに楽しむ幅が広がります。
コンスタンツという町そのものは小さいですが、
ドイツ人には人気の観光地(リゾート地)であり、
郊外にも魅力はいくつかあります。
近くには世界遺産に登録されている島ライヒェナウや
アルプス山系の先史時代杭上住居跡群
もあります。
以上!
ざっくりとですが、コンスタンツ中心地の紹介でした!
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