今まで会ったドイツの人が良い人ばかりで、
ドイツのことが益々好きになっている筆者です。
旅をした国や地域の印象ってのは、
そこで出会った人たちに大きく左右されます。
個人差はあると思いますが、
きれいな景色を見た、
おいしい料理を食べたなど、
これらもその国の印象を決める要素の一つでしょう。
しかし、なぜでしょう。
人と人との関わりというのは、
非常に印象深く残ります。
少なくとも僕の場合は。
そういう意味で、ドイツが益々好きになってきています。
実はドイツに入る前から、その出会いは始まっていました。
ドイツに向かう飛行機内で知り合ったドイツ人の方が、
「ドイツを観光するなら、ぜひうちにおいでよ!小さい町だけど紹介するよ!」
って言ってくれました。
ドイツに着いてからも、
僕の次の目的地への行き方を
できるだけ安くできるよう調べてくれました。
当初、ロマンチック街道バスを利用してローテンブルクに入る予定でした。
45ユーロ(6000円くらい)です。
このロマンチック街道バスは、一日に一本しかないですが、
主要な観光スポットに寄ってくれます。
途中下車することもでき、優れたチケットですが、
料金が高いです。
そんな中、彼はローテンブルクまでのバスチケットを
11ユーロ
で見つけてくれました。
しかも、予約した後に良く見たら、
ロマンチック街道の北の起点であるヴュルツブルクで
乗り換える必要があるバスでした!
さらに、乗り継ぎが2時間以上もあったので
観光もできるスケジュールでした。
それだけではなく、フランクフルトでも2時間近くバスの出発まで時間がありました。
主要なところは、十分観光できます。
彼に会っていなかったら、
到着の日はフランクフルトに一泊してから45ユーロ払っているところでした。
彼はキリスト教信者で、
「一連のこと」を
神が授けてくれた機会だと言ってくれました。
確かに今回のケースは、よくよく考えれば僕も驚きました。
1.搭乗前のチェックイン。
飛行機の席は、予め指定されたところがなんとなく嫌だったので、なんとなく空いていた30E席へ変更した
2.もともとの隣の人。
変更後の席の隣に座っていた年配の方が、別の席のドイツ人(本記事の話の中心人物)の人に席を変わってくれないかと言って、それに応じて交換していた
こうやって隣同士になって、
会話をするうちに旅のアレンジを手伝ってくれることになり、
一番安いと考えられるチケットをとったら、
おまけでたまたまヴュルツブルクも観光できるチケットだった。
というわけです。
ドイツ語のHPでバスのチケットをとったあとは、
バス停を一緒に確認しに行きました。
彼は、そこから6時間かけて実家に帰るとのことだったので、
昼過ぎにフランクフルトで別れました。
別れ際に彼は、祈ってくれました。
今は、ドイツ南部の観光なので行けませんが、
7月にドイツ北部を観光するときには、予定が合えば彼の町を訪れたいと思います。
一つ残念なことが、写真を撮り忘れたことです…
次回こそ!
実は、飛行機内で彼とドイツ内での旅行について話していたとき、
彼の後ろに座っていた別のドイツ人が
「よかったら、私も街を案内するよ!」
と言ってくれていました。
すっごく嬉しかったです。
今の時代、連絡先をすぐに交換でき、
簡単に連絡をとることができます。
素晴らしい世の中ですね。
繋がりがどんどん広がっていきます。
こんな感じで幸先のよい旅のスタートをきったのが、ドイツです。
ドイツ最高!
(物価の高さを除く)
今は現地人とドイツ語で会話してみたい…
なんて思っています 笑
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